M『最後の瞬間まで毎日一緒にいたい』この気持ちは愛犬家共通の強い想い。それでも、超現実的に考えた時、病気、ケガ、介護、仕事、時間、お金、全ての条件を1人でも整えられる確固たる確信を持つのは難しい。そんな時、人にとっての高齢者施設と同じように、したくてもしてあげられないケアのサポートとしての『老犬の施設』がある社会って、犬の一生を考えた犬に優しい社会なのではないでしょうか。
本当に大切に想っているからこそ、万が一の時でさえ、愛犬達が困らないように現実的に考えてあげられるのも愛犬家の証。愛犬と過ごす未来にいつも夢いっぱいの犬オタクライターyossyが老犬ホームについてご紹介します。
老犬ホームってしってる?
老犬ホームをご存知ですか?
先日
初めてこの単語を知った
ライターのyossyです。
何気なく、
犬と関わる仕事には
どんなものがあるのか
検索していたところ、
「老犬ホーム」
の存在を知りました。
ここから私の好奇心が
掻き立てられたので、
みなさんにも
ご紹介させていただきます。
どんな施設なの?
「老犬ホーム」とは、
老犬の終生まで
世話を代行する
サービスのこと。
(Wikipediaより)
ただ、
この表記だと
手放すように感じてしまうのですが、
実際の施設は
1日や1カ月などの短期から
長期間まで受け入れている
ところもあるようです。
人間の高齢者施設と
同じようなシステムに
なっていて、
施設によっての
特徴などもあるので
その犬に合った施設を
選んであげるのが
まず大切ですね。
もちろん、
自分の手で最後まで
犬と暮らすことを前提に
家族として受け入れる
のは誰もが同じ。
しかし、
一時的にであったとしても、
人も犬もずっと健康である
補償は残念ながらありません。
いつ何時、
人だって犬だって
障害や病気にかかることも
あるかもしれません。
その時、
自分ならどうするか
考えてしまいます。
自分は
フルタイムで仕事をしているので、
本格的に介護しようとすれば、
仕事の時間を削り、
世話をする時間を
長く取らなくてはなりません。
そうなると
経済的にも、
時間的にも、
精神的にも、
自分に余裕はあるのだろうか。
どうしたら良いのか分からず、
いっぱいいっぱいに
なってしまうことも
容易に想像出来ました。
この「老犬ホーム」は
私のような飼い主や、
飼い主さん自身の体力の衰えや
元々行っていた老犬の介護によって
疲弊してしまった方などの
負担を少しでも手助けするような
施設だと感じました。
どんな施設があるの?
https://www.rouken-care.jp/facility/
こちらのサイトには
全国の老犬ホームの情報が
掲載されています。
施設の立地、
スタッフ、
料金、
介護の内容
などは分かりやすい方が、
預ける側も安心ですね。
多くの施設の紹介には
写真が多く載っており、
雰囲気も把握しやすいです。
もちろん、
施設の中には
犬だけでなく
猫を受け入れてもらえる
施設もありました。
私はまだ
犬の介護というものを
経験したことないので、
介護に対する知識も乏しく
どんなケアが必要なのかも
想像がつきません。
ただ上記のサイトでは
実際の介護で必要なケアについて
書かれていたので、
知ることが出来て
とてもありがたかったです。
その中でも
何件か気になった施設を
ピックアップして
紹介させていただきます。
1 九十九里パーク
https://roukenhome.jp/
こちらは海が近く、
施設にも自然が多く
環境がとても気持ちが良さそうですね。
ケアも充実しており、
至れり尽くせりです。
2 老犬&老猫ホーム ひまわり
http://rouken-kaigo.co.jp
こちらも広大な敷地を保有しており、
設備も充実していますね。
つくばワンワンランド、
つくば国際ペット専門学校、
トリミングサロン、
ペット霊園、
ホテルまで運営されており、
安心感もあります。
3 高齢猫専門移住受入施設 ちびママの家
http://chibi-mama.com
こちらは猫を専門とされているようですね。
犬と猫の違いもあるので、
専門的なところがあるのも良いですね。
安心できる施設なの?
色々な情報が
ありすぎる世の中ですが、
大切なわんちゃんの為ですので、
正しい情報と、
自分自身の感覚や
見たもので判断されるのが事で
一番の安心につながるかと思います。
ちなみに、
老犬ホームを開業するには、
犬・猫の所有権を
飼い主から譲り受ける場合
必要な要件は、
第一種動物取扱業「譲受飼養」登録、
犬・猫の所有権を
飼い主に残す場合必要な要件として、
第一種動物取扱業「保管」登録
というきちんとした手続きが必要です。
また動物取扱業登録はもちろん、
動物取扱責任者やスタッフ等の実務経験、
資格等は必須になります。
施設の立地や
環境についても
きちんと計画しなければなりません。
最後に…
ペットを飼う人が
多くなるにつれて、
こういった施設も
増えていかなければなりません。
多くの飼い主の方は
自ら情報収集をしたり、
適切な世話をすることが
当たり前となってきていますが、
中には情報にも乏しく、
時代錯誤な飼い方をしている人も
いるかもしれません。
人も犬もお互いに
穏やかな生活をしたいですね。
※あくまでも、犬の介護をしたくてもできない、やむ負えない理由をお持ちの方へ、苦しい状況からの助けになればという想いから掲載しています。面倒だからと安易に老犬を預けたり、老犬になったから譲渡するための手段としてのご紹介では決してありません。また、そういった理由でのご検討はおやめ下さい。
若い時、人に精一杯尽くしてくれた愛犬に、どうか最後の時間を尽くし返してあげてください。
ー犬まとめ.comは、犬と人の愛し愛される関係を応援するwebメディアです。