M群れの習性がある『犬』において、分離不安症はとても多く、同時にそんな愛犬の問題行動に悩みを抱える人も数えきれません。どうにかして躾けなくてはと、躍起になるも結果の出ない繰り返し。そんなトレーニングに身も心も疲れ果てる前に、ちょっと深呼吸して、本当に大事なコトを思い出してみましょう。そう、他の誰でもない、『犬とあなたの幸せ』についてです。
愛犬の分離不安に悩み、辛い時期を過ごした犬オタクライター『torio mam』が、自身の経験を赤裸々に語ります。目の前の愛犬との関係に悩んだら、抱っこしながら、寄り添いながら、読んでみて欲しい記事です。
参照記事:分離不安症って?
分離不安症?実際の症状と治し方
悩まなくていい。
分離不安犬との生活
うちには3匹いるが、
3匹とも
分離不安のような
症状がある。
そのうち
シーズーのLienちゃんは
保護犬出身だ。
その子が自宅に来た1ヶ月が
特に悩んで
落ち込んだ期間だった。
犬の分離不安については
以前の記事を
参照してもらいたい。
今回の記事では、
実際どのようなことがあり、
どう対処したのか紹介したい。
どのような症状?
・夜中2時間から吠え、鳴き続ける。
・ゲージがあくまで齧り続ける。
・おしっこやうんちを失敗する。
上記のことが毎日続き、
イライラして、
食欲不振、
不眠症気味になった。
こんなに鳴き叫んで、
暴れるのは、
「うちの子じゃなかったら
こんなに鳴かなかったのかな」
「うちの子じゃなかったら
受け入れてくれるのかな」
と、
ネガティブに考える
ことが多くなっていた。
考えが変わった瞬間
ある日、
辛い日々に
泣いて落ち込んでいると、
飼っているチワプーのAnelaちゃんが
手や顔を舐めてくれ、
落ち着くまで
身体を寄り添わせてくれた。
Anelaちゃんは
ツンデレ気質で
自分のタイミングでないと
舐めてくれないし、
側にも来てくれない。
なのにそのときは
私が泣き止むまで舐めてくれ、
身体を寄り添わせてくれ、
私には慰めてくれてるように思えた。
そこから
「このままじゃだめだ!
心配かけてるのはよくない」
と思い、
「うちの子じゃなかったら」
ではなく、
「うちの子だから」
という考えになり
ネット記事などよりも
「まず自分ができることを
やってみよう!」
と考え、
試行錯誤するようになった。
実際試したこと
運動量を増やす
Lienちゃんは
後脚が悪いので
お散歩を控えめにしていたが、
Anelaちゃん、
チワペキのAoくんと
同じ運動量にすると、
疲れてなのか睡眠が深くなり、
よく眠れるようになった。
模様替えをする
ゲージを3匹離していたが、
Lienちゃんは
施設にいるときは
兄弟1つのゲージで
寝ていたと聞いて、
Lienちゃんのゲージを
Anelaちゃんの隣に置き、
目の前には
Aoくんのゲージが
見えるように置いて
いつでも視界に
兄弟がはいるようにした。
目に入ると落ち着くようで
安心して眠り、
過ごせるようになった。
必要ないものを考え、排除する
日中はゲージにいたが、
私が帰宅してから遊べるよう
遊べる範囲を広げたり、
遊ばない玩具は
置かないようにした。
戸外だけでなく、
室内でも
遊んで楽しめるようにした。
上記の3つのことをやってみて、
模様替えが1番よかった。
Lienちゃんは
保護施設出身だったので、
うちに来るまでに
過ごしていた環境などを聞いて、
考察して取り組んだことが
よかったと思っている。
まとめ
私が実体験して感じたこと。
その①
トレーナーさんの意見や
ネットの記事なども
いいと思うが、
まず自分ができることを
考えて実践してみる。
一般的な意見として
情報収集はいいが、
愛犬を無理矢理
一般的な型に
はめようとしなくても
いいのではないか。
(個人的意見)
その子の
今まで過ごしてきた
環境を考え、
似た環境設定を
自分なりにしてみると
いいのではないか。
その②
飼い主が笑顔じゃないと
愛犬も笑顔になれない。
心配かけてまで
思いつめなくてもいいのでは?
悩んでいて
自分1人で解決しなかったら
相談してみてもいいと思う。
私は実際、
保護施設の人に
聞けてよかったと思う。
その③
自分よがりにならず
愛犬と一緒に
お互い取り組めることを
やってみる。
愛犬だけが変わるのではなく
飼い主も一緒に
考え方などを変えてみると、
自分がどうしたらいいのかわかる。
また、
愛犬と一緒に取り組めば
きっとなんでも頑張れるはず。
相談できる人がいないのなら
是非、下記にある
私のInstagramのアカウントへ。
いつでもお話しききますよ!