Y４本の手足で体を支える犬にとって、爪のお手入れはとても大切。特に室内での生活が長い現代の犬の爪は伸びやすく、滑ったり引っかかったりの危険大。そんな重要度とは裏腹に、爪切りって苦手なわんちゃんも多いのではないでしょうか？人の爪と違い、血管と神経が通う犬の爪。切られている時どんな感じがするのか経験してみたいものです…笑

【アナタだけじゃない！】シリーズ第2段、として『ANNA SOL』が爪切りが苦手すぎて断固拒否する愛犬の悩みを告白。きっと同じお悩みの愛犬家さんも多いのではないでしょうか？

アナタだけじゃない！
断固爪切り拒否の犬

私には、
現在３頭の愛犬がいますが、
その中の１頭
ミニピンの女の子
Megan(メーガン）は、
爪切りが嫌いです。

『爪切りが嫌い』といえば
なんだか可愛い感じも
してしまうくらいですが、
嫌いにもレベルがあります。

Meganの爪切り嫌いの
レベルはといえば、
メーターをブンブン
振り切りMAX!!
なのです….

爪切りなしの幼犬期

さて、
そもそも
幼犬の時から
爪切りが苦手だったのか
というところから。

Meganさんは
私のファーストドッグ。

実は、
子供の頃は
爪切りを
持っていなかったくらい
爪切りとは
無縁でした。

なぜなら、
犬＝散歩！
と強迫観念ぐらいに
責任感を持っていた私は、
Meganさんを
お散歩しまくっていたから笑

道路のアスファルトと
公園のレンガのおかげで
愛犬の爪は
いつもベリーショートでした。

幼犬なので
爪がおそらく
多少柔らかかったのも
あるでしょう。

からの、お引越し。

しかし、ある日
生活に変化が訪れます。

それは、
海外にお引越し。

しかもその国（イラン）は、
犬の飼育が禁止なので、
外でお散歩しているのを
警察に見つかると
罰金か没収（！！！）
になってしまうのです。

まさか…
と思うかも知れませんが、
実際に義理の妹達は
愛犬の
ポメラニアンの
お散歩中に
何度も警察と大喧嘩….
家にも警察が来るほどでした。

お引越しした私たちは、
夜中や早朝に、
コソコソ＆急いで
裏道をお散歩する
生活と
なってしまいました。

カチャ、カチャ

そんなこんなで、
愛犬を没収されることもなく、
お家の広さだけを言えば
格段と広くなったので、
大きな不満もなさそうに
過ごしていた愛犬Meganさん。

床暖房の広々とした
海外ハウスライフを
満喫し始めてた頃のある日。

カチャ、カチャ、カチャ、カチャ
カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ

犬が動くのに合わせて
なんだか
カチャカチャ
音がするように。

お散歩は短く、
公園は犬連れと分かれば
追い出されるので（泣）
自然と削れれていた爪が、
すっかり伸びてしまうように
なったのです。

動物病院で爪切り？！

といっても、
日本でも爪切りは
サロンや病院が
主流な様だったので、
『動物病院で爪切りをしてもらえばいっか』
ぐらいにしか
思っていませんでした。

自分でも
犬の爪は切れる
のでしょうが、
ミニピンのチョコタンな
Meganさんは

あいにく爪が黒くて
切って大丈夫なエリアが見えず
ちょっと怖かったので。

プロにお任せして
一安心
という訳です。

しかし、ここは海外。
大体のことが予想外な異国。

カットが終わって
看護師さんから
言われた言葉は、

『爪が黒くて、
あまり短く切れないから
ちょっとだけ切っといたよ！』

……えぇっ？？
だから頼んでるんじゃないのぉっ？！

と心の中で吹き出しました。

とはいえ、
血みどろにされても
可愛そうなので、
いそいそと
日本製の爪切りを購入笑

セルフ爪切りの始まり

ここで
Meganさんの特徴を
ササッと解説。

・賢い

・おやつが貰えるならなんでもする

・幼少期からお散歩で鍛え、4kgだが意外と力が強い。

・嫌なコトはイヤ。
イヤと思ったらもう絶対にイヤ。
許さない。
嫌い。あっち行け。

これらの特徴からも
わかりやすいように、
最初の爪切りは
『おやつが貰えるの？？』
と
キャッキャして、
尻尾フリフリ
手を差し出して
くれていました。
（今となっては遠い過去。）

しかし、



既に伸びた爪は、
血管や神経も伸びているので、
痛みなく
正しい長さに戻すのは、
至難の業。

さすがに本人（本犬？）も、
数回切りすぎてしまったあたりから
痛いことに気づき始め、
顔面蒼白。

もう、
おやつとかどうでも良い
ゾーンに入ってしまいました。

それからというもの、
ウサギのように
ピョンピョン逃げ回り
ハグしておさえようとしても、
活きのいいマグロ以上に
ピッチピチして
すり抜けます。

おさえてる間に、
関節が外れたり、
骨が折れたり
するんじゃないかと、
手を離すしかない程、
命懸けの大暴れ。

そして、
さらなる厄介ポイントが
。

なんと、
Meganさんは、

…..演技派。

絶対
まだ
切っても
大丈夫な長さなのに、
ピーとかキャーとか、
余裕を持って
リアクションするのですwwww

ご近所から
白い目で見られるのは
出来れば避けたいので、
ご近所さんが
いなそうな時間も
見計らわなくては
いけないハメに。（汗）

他の犬まで怖がる

そんな地獄絵図を
見るにつれて
平気だったハズの
同居犬達も、
次第に爪切りを
怖がるように
なりました。

大型犬は、
痛いほど短く切ることは
ほぼ１００％ありません。

が、最近は、
私が爪切りを持って
部屋のドアを
パタンと閉めると、
保護施設1日目の
犬の画像さながら、
壁際で耳を下げて
震えられます。

（…え？…なんで？）

床に寝そべって
切らせてくれていた頃が、
懐かしい….(遠い目）

とにかく、
爪は年中無休で
伸び続けますし、
長い爪が原因で
怪我をする方が
大変ですから、
どげんかして
切って行かにゃいかん！
ということで
私の爪切りハックを
ご紹介。

※特に
獣医師推奨とかでは
全くないので、
あくまで
犬友から聞いた感覚で、
ご自身の責任のもと
トライされてください。

＜声をかける＞

作戦
爪を切る瞬間に
〇〇ちゃん！
ピー！
アー！
などと
声がけ笑

一瞬『？』と
犬の気が紛れて、
集中が逸れます。

声がけは
なんでもokですが、
毎回変えましょう。

名前が
悪いイメージに
なって欲しくないし、
なんの言葉でも
『この言葉＝切られる』
と
覚えてしまっては
意味がないので。

５回中3回は成功します。

＜ペーストをあげる＞

ちゅ〜るは嗜好性が高くて人気ですね。
ペットスェット系のゼリーもokでした。

ペースト系は小出しにしながら、
ぺろぺろし続けるので、
トリーツより
気が逸らしやすいです。

噛み砕いている
時間もないので、
爪切りが
はかどります。

うちは
普段はちゅーるを
あまりあげないので、
ここぞとばかりに、
暴れながら
舐めている隙に
…….カットーぉっっ！！

ドキドキしていると、
ちゅーるが
終わってしまうので、
くれぐれもご注意を。

コングなど、
筒状の器の中に
ペースト状の
おやつを入れて
舐めさせるのも良さそう！

最後に…

愛犬の健康のための
真の愛情表現
とも言える
お手入れ。

爪切りや
シャンプーや
歯磨き
など
色々ありますが、
まぁ〜
その大体が
嫌がられますね笑

みんなが
困っているはずなのに、
一般論ではない
リアルな解決策も少なく
わたしのように
悩みを
こじらせがちです。

それでも
やっていくしか
選択肢がないので、
そんなお悩みがあったら
ぜひ
犬まとめ.comに
相談してみてください。

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同じ愛犬家目線で、
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アナタだけじゃない！シリーズ：
アナタだけじゃない！食糞しちゃう我が愛犬たち