R犬にも人間と同じように乾性角結炎というドライアイ現象がるのはご存知ですか?。
特にシニアになるにつれ、角膜も弱くなり、放っておくと重症化してしまう可能性があります。 そうなってしまう前に、今すぐできる対策を今回は筆者の実体験をもとに、愛犬ティアラちゃんの写真を踏まえてご紹介していきます。
最近、愛犬の目ヤニがひどい、
充血している・・・
目ヤニや充血を放置すると、人間と同様に犬も目が痒くなってしまったりして 目をかいて、傷を付けてしまうことがあります。
重症化する前に、毎日の日課として目ヤニの量や、白目の部分が充血していないか?
などの目のチェックと、 乾燥を防ぐべく、愛犬が過ごす部屋の湿度調整をもう一度確認していきましょう。
発症しやすい犬種としては、ヨークシャテリア、チワワなどの目の涙腺が小さい犬種、
シーズー、パグ、ペキニーズ、アメリカンコッカスパニエルなどの免疫介在性により
発症しやすい犬種もあるようです。
愛犬がこの犬種には該当しないから大丈夫!とは限りません。
我が家のダックスフンド(17歳)は、おそらく乾燥が原因で、痒くなってしまい、
どこかで目を擦ったりしてしまった際に、角膜を傷つけてしまいました。
未然に防ぐことができませんでした。反省です。。
この時、元々治療中だった膵臓・腎臓の数値も悪化し、体調がとても悪い状態でした。
膵臓・腎臓の不調に加え、こんな小さい体で目の痛みにも耐え、
年齢のこともあり、とても可哀想で、、心配しました。
角膜を傷つけてしまうと、シニア犬ということもあり、
治りが遅く、トータル半年くらいかかったのでないかなと思います。
どうやって予防すれば良いの?
1 乾燥を防ぐ
2 点眼をする
これに尽きます!
我が家では、加湿器3台フル回転させ、湿度計を気にし、1日3回の点眼をしています。
室温は20度前後くらい、湿度は40~60%が適温とされていますので、
そのあたりになるよう調整しています。
うちは、ドライアイ予防の点眼液【ムコスタ】を処方していただいています。
この写真のように白い点眼液になります。
なかなか良くならない、状態が悪いという場合は、犬自身の血液から作る血清点眼もあります。
うちは状態が悪かったので、血清点眼を処方していただきました。
気になる方、また犬の目の乾燥を未然に防ぎたい方!
こちらも獣医さんに相談してみてください。
エリザベスカラーのアレコレ。
エリザベスカラーを付けないと目をかいてしまうので、エリザベスカラーは必須です!!
ですが、エリザベスカラーも犬への負担が大きいです。
いきなり顔に周りに付けられるので、ストレスを感じますよね・・。
少しでも負担を減らすべく、エリザベスカラーについても調べました。
今は可愛らしいエリザベスカラーがたくさんネットでも販売されていますね~!
布で作られているこのような可愛らしいカラー。
たくさん購入して実際に試してみました!
検証の結果、やはり病院で最初に購入したこのプラスチックのエリザベスカラーが強度も強く取れなかったです。
↓首回りのみ柔らかい素材になっており、我が家はだいぶこちらにお世話になりました!
|
全て布で作られているエリザベスカラーは、
強度に欠けてしまい、すぐ目に手が届いてしまいました。。。
また、エリザベスカラーの内側部分がかなり汚れますので、
プラスチック製の方が拭きやすいですね。
2.3個備えておくことをオススメいたします!
最後に・・・
人間だけでなく、一緒に生活をしている愛犬にまで乾燥が関係しているなんて・・
と思われた方もいらっしゃると思います。
乾燥が原因で、角膜を傷つけその痛みで元気がなくなり、食欲も落ちてしまい・・・
こうなってしまう前に未然に防げることがあったこと、勉強不足で反省しました。
特にシニア犬は角膜も弱くなっていることから、目のセルフチェックの重要さを改めて実感しました。
一緒にくつろいでいる時に5秒でできる目のチェックです!
日課にして未然に防いであげられるのは私たち家族しかいません。
目が少し赤いな~、目ヤニがあるな~すぐ治るでしょ!
で、手遅れになっては可哀想ですよね…
お喋りできない犬のSOSでもありますので、いち早く察知し、必要であれば受診されることをオススメいたします。