J時間と手間とお金をかけて、バランスのとれた手作りフードをあげられたら最高!でもめちゃめちゃ忙しいのは現代のわんちゃんママ、パパだって例外ではありません。…となると、頼る以外ないのがドッグフード。羅列される原材料の全てが理解できなくても、わんちゃんに大切なタンパク質の材料について、ちょっと知ってみませんか?

海外の犬達の食生活も目の当たりにしてきた犬オタクライター「Akane」が、今回はドッグフードのタンパク質原材料にフォーカス。まずはお家のフードからチェックしてみましょう!

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ドッグフードの裏、
見てますか?

たくさんの種類がある
ドッグフード

最近は海外のブランド
よく目にするようになりました。

安かろう悪かろうではないですが、
しっかり成分を見ることで
分かることも多くあります。

原材料は多いものから
順に記載してありますので、
まずはおうちのドッグフード
チェックしてみては?

タンパク質が重要なワケ

犬は雑食ですが30%程度
最低でも18%以上
タンパク質が必要だと
言われています。

タンパク質
アミノ酸によって構成され、
その構造や
分解されたアミノ酸により
様々な働きをします。

身体の代謝に関わるものや
エネルギー源となる
糖質や脂質を運んだり
皮膚や骨など
身体を構成したり
たくさんの機能があります。

動物は体内で
アミノ酸からタンパク質
合成できるのですが、
中には
食事から摂取しなければならない
アミノ酸(必須アミノ酸)もあります。

アミノ酸不足や過剰によって
生体機能に
影響がでてきてしまいます。

食べ物によって含まれる
アミノ酸の種類が異なるので、
ドッグフードを与えている場合は
そこまで気にしなくても大丈夫ですが
手作り食の場合は
注意が必要です。

そして高タンパクなら良い!
というわけでもありません。

身体で使われなかった
余分なタンパク質
全て排出されるわけではなく、
脂肪として体内に蓄積されます。

ライフステージ体型
運動量などの
消費カロリーによって
タンパク質を含め、
フードを見直してあげる
必要があります。

鶏(チキン)

多くのドッグフード
タンパク源として
使われているチキン

ビーフより
アレルゲンとなりにくく
カロリーも低いこと、
また安価なことから
よく使用されます。

しかしお料理をされる方は
分かるかと思いますが
油分が多く
また鶏の油は融点が低く
酸化しやすいので
保存には注意が必要です。

子羊(ラム)

アレルギー対策
ドッグフードに
よく使われる
タンパク源です。

またビーフに比べ
カロリーも低い
ため
ダイエットフードでも
使われます。

不飽和脂肪酸を多く含み、
特に必須脂肪酸である
オメガ6が多く含まれているのですが、
過剰症には注意が必要です。

人間では好き嫌いが分かれる
ラム肉ですが、
チキンが主原料の
フードの食いつきが悪い場合
試してみるといいかもしれません。

七面鳥(ターキー)

こちらはチキンやラムなど
ほかのタンパク源と一緒に
含まれていることが多く、
単一での使用は
ドッグフードでは少ないようです。

チキンとそれほど
大きな違いはありませんが、
鉄分が多く部位にもよりますが
脂質はターキーの方が
低くなっています。

こちらも
アレルギー対策のフード
よく使用されます。

サーモン(サケ)

サーモン
アレルギー対策のフード
使われることが多い
タンパク源です。

食べなれていない
新奇タンパク質であることと、
オメガ3脂肪酸が多く含まれる
皮膚疾患のある子には
おすすめのタンパク源です。

使われている原料にもよりますが、
脂質が多く含まれることがあるため
酸化防止の工夫が必要になります。

大豆

日本人には
なじみ深い大豆ですが、
海外では
遺伝子組み換えの
懸念
などもあり
あまり好まれる原料ではない
ようです。

植物性タンパク質としては
多くのアミノ酸を含みますが、
やはり動物性タンパク質には
劣るようです。

よほどの理由がない限り、
動物性タンパク質がメインのフード
与えたほうがよいでしょう。

しかし食物繊維を多く含みますので
ダイエットにはもってこいの食材です。

チキンミール、
フィッシュミール

チキンミールは
ブロイラーターキー
フィッシュミールは
イワシサバなどを
砕いて粉状にしたものです。

タンパク源として、
また嗜好性の向上のために
フードに使用されますが、
もしアレルギーがあるのであれば
避けたほうが良いでしょう。

成分表、原材料を見て
健康な食生活を!

タンパク質の話はなかなか難しく、
私も理解できていない部分が
たくさんありますので
しっかりお伝えできていない箇所も
多くあると思いますが、
日本で販売されているペットフード
法律により成分や添加物まで
決められています。

その中で飼い主である私たちが
選べない愛犬に代わって
しっかりとしたメーカー、
フードを選ぶことは
少しでも健康で
長生きしてもらうため
最重要項目だと思います。

一度、食べてみるのもアリ?!
かも??笑

決しておいしくはないですが(経験者談)
自分が口にできないものを
愛犬にあげられますか?

チャレンジしてみてはいかかでしょうか?

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