F普段、車や電車移動のお出かけに慣れっこになると『犬と遠出してみたいなぁ…』と野心が芽生えるのは自然な話。旅行といえば飛行機もいいですが、短頭犬種(パグやフレブルなど)が乗れなかったり、貨物に載せるのは不安だったりハードルが色々。ならば、船旅ってどんな感じなのか気になりませんか?
犬オタクライター『yossy』の愛犬2匹と船旅レポート後編!船に乗り込んだ後の様子や、旅の反省点をレポートします。
犬と船旅レポート♪
〜後編〜
犬と船旅
(三井商船フェリーのさんふらわあ)
のお話の後編です。
前編はコチラ
船内での犬の様子
私は子供の頃から
よく乗り物酔いを
する人間で、
今回の船旅も
大変不安がありました。
実家で昔飼っていた犬も
車酔いをする犬で、
ご飯を食べてから
車に乗せると
必ずと言っていいほど
吐いていました。
うちの犬たちは
車酔いをしたりしないので、
船も大丈夫か?
と思って特に準備もせずに乗り込み、
結果、全然平気でした。笑
出港の際に
大きな音がした時は
1匹がベッドの下に
隠れていましたが、
それ以外は
家と同じように
過ごしていました。
というのも、
こちらの船が
大きく揺れることもなく、
快適だったから
かもしれません。
お陰様で私も平気でした。
室内はとても快適で、
他の部屋の音が
聞こえたりすることも
なかったです。
隣の部屋の犬が
静かだったのかも
しれませんが、
吠える声などは
聞こえなかったです。
乗り物酔いをする場合
人間と同じように
犬も三半規管で
平衡感覚を保っていますので、
乗り物酔いをします。
ただ人間と違って
言葉が話せませんので、
少しの変化でも
気づいてあげましょう。
ハァハァと
呼吸が乱れる
パンティングの症状が出たり、
落ち着かない様子で
ウロウロしたり、
人間と同じで
よだれやあくびが
増える犬もいるようです。
対処法としては
外の空気を吸わせて
あげること。
体を撫でてあげて
落ち着かせてあげること。
また、
これらの症状に
早く気がついてあげることが
一番かもしれません。
心配な場合は、
事前に動物病院等で相談し、
酔い止めを処方・服用しておくと
安心ですね。
船旅の反省点
今回私が利用した、
「さんふらわあ」は
犬のご飯の販売がないので、
忘れずにお持ちになることを
お勧めします。
うちの子達は
出かけるとあまり外で
ご飯を食べたがらないのですが、
今回、
ちょっとしたおやつを
車の中へ忘れてしまったので、
空腹の時間が
長くなってしまって
申し訳ないことをしました。
また、
犬用のおむつを
履かせておくべきでした。
ペットシートは
部屋に2枚しか
置いてありませんので、
おむつを履いていたら
ゴミも少なく済んだように
思います。
おもちゃは
自宅へ忘れてしまい、
部屋では
手持ちぶさただったように
思います。
(ごめんね。)
今回初めての船旅で、
準備はしていたのですが、
やはり
足りないものもあったので、
この反省は
生かしたいと思います。
犬との船旅を終えて
船旅が
他の移動手段と
異なるのは、
乗船時間が長いこと。
車だと
自分たちのタイミングで
休憩も取れます。
飛行機だと
実際に乗っている時間は
短いのです。
しかし、
船旅は
手続きをしてから
乗船するまでに
待機(車を乗せる場合)、
乗船してから、
下船するまでは
十数時間となるので、
犬によっては
ストレスを
感じてしまうかも
しれません。
我々はその分、
陸地でたくさん遊ばせたり、
食べさせたりしていましたが、
それでも
いつもと違う環境で過ごすことは
犬にとっては
疲れることになるでしょう。
やはり、
自宅に帰ってきてからは
ぐっすり寝ていましたし、
次の日もよく寝ていました。
最後に…
犬とどこでも出かけられる時代
になりましたが、
あくまでも
動物が苦手な方や
アレルギーを持っている方が
いることを理解して
行動しましょう。
私も
船内を移動する際に
利用したエレベーターは
他のお客様と同乗でしたので、
案内する方が一言
他の方に声がけ
してくださいました。
カートに入れているとはいえ、
カートから頭を出さないように
注意したり、
吠えたりしないように
躾けておくのも大切ですね。
でもやはり、
どこでも
犬と一緒に旅をするのは
楽しいので、
ぜひ興味のある方は、
船旅を楽しんでみてください。